iPhoneで撮った写真をLINEやメールで送ろうとしたとき、「相手に届いたら見られなかった」「ファイルが添付できない」「画質が落ちた」という問題が起きることがあります。HEICファイルの共有時に知っておくべき注意点をアプリ・サービス別にまとめました。
LINEで送る場合
写真として送る場合(ほぼ問題なし)
LINEのトーク画面でアルバムや写真アイコンから写真を選んで送ると、LINEが自動的にJPGに変換して送信します。そのため相手がAndroidやWindowsユーザーでも問題なく表示されます。
ただし注意点が2つあります:
- 画質が圧縮される: LINEの写真送信は最大5MB程度に自動圧縮されます。オリジナルの画質より低下することがあります。
- 画像は30日で削除: トーク上の画像は受信から30日で自動的に削除されます。長期保存には向きません。
ファイルとして送る場合(注意が必要)
LINEの「ファイル」として.heicファイルをそのまま送ると、AndroidユーザーやWindowsユーザーは開けない場合があります。受け取ったファイルがそのままHEICとして届くためです。
対処法: ファイルとして送りたい場合は、あらかじめJPGに変換してから送りましょう。FileConvで変換してからファイルとして添付すれば相手は確実に開けます。
KeepやノートにHEICを保存する場合
LINEのKeepやノートにHEICを保存すると、HEIC形式のまま保存されます。他の端末(AndroidやPC)からアクセスするときに開けない場合があるため、JPGに変換してから保存することをおすすめします。
メールで送る場合
iPhoneの標準メールアプリから送る場合(ほぼ問題なし)
iPhoneの標準メールアプリから写真を添付すると、送信時に「実際のサイズ」「大」「中」「小」のサイズを選べます。このとき自動的にJPGに変換されて送信されます。相手がAndroidやWindowsでも問題なく受け取れます。
GmailやOutlookアプリから送る場合(要注意)
GmailやOutlookなどのサードパーティアプリから写真を選んで添付する場合は多くの場合JPGに変換されますが、.heicファイルをファイルとして直接添付した場合は変換されません。
Windowsのメールクライアントで受信した相手には「開けない添付ファイル」として届くことがあります。
対処法: 確実に届けたい場合は、あらかじめJPGに変換してから添付しましょう。
Gmailのウェブ版(PC)から送る場合
PCのブラウザからGmailを開き、HEICファイルをドラッグして添付した場合は変換されずそのままHEICで送信されます。受け取る相手がHEICを開けない環境の場合は届いても開けません。こちらも事前にJPG変換が必要です。
Googleフォトで共有する場合
GoogleフォトにHEICをアップロードすると、Googleが自動的にWebP形式などに変換して保存します。共有リンクを送ればAndroidユーザーもPCユーザーも問題なく閲覧できます。
ただし注意点があります:
- 無料ストレージは15GB: GoogleアカウントのGmail・Googleドライブと共有しているため、大量の写真をアップロードするとすぐに上限に達する場合があります
- オリジナルのHEICデータをダウンロードしたい場合: Googleフォトからダウンロードすると通常JPG/WebPで取得されます
X(Twitter)・InstagramなどのSNSで投稿する場合
主要なSNSはHEICのアップロードに対応しており、投稿時にJPGやWebPに自動変換されます。そのため通常は変換不要です。
ただし、EXIF情報(GPS位置情報)が残ったまま投稿される可能性があるサービスもあります。自宅や職場の場所が特定されるリスクがあるため、プライバシーが気になる方はあらかじめEXIF情報を削除してから投稿することをおすすめします。FileConvのEXIF削除機能を使えば、変換と同時にまとめて処理できます。
フリマアプリ(メルカリ・ラクマなど)で出品する場合
メルカリ・ラクマなどのフリマアプリは多くの場合HEICのままアップロードできますが、アプリ側でJPGに変換処理が行われます。
最大の注意点: アプリが写真を処理する際にEXIF情報(GPS位置情報)が残ったまま送信される可能性があります。 自宅で商品を撮影した場合、写真のEXIFに自宅の住所が記録されています。JPGに変換してEXIF削除をしてからアップロードすることを強くおすすめします。
まとめ
| 送り方 | 自動変換 | 主な注意点 |
|---|---|---|
| LINEで写真として送る | あり | 画質が圧縮される・30日で削除 |
| LINEでファイルとして送る | なし | 相手が開けない場合がある |
| iPhoneメールで添付 | あり | ほぼ問題なし |
| GmailやOutlookアプリで送る | 多くの場合あり | ファイル直接添付は変換されない |
| GmailウェブPC版 | なし | 事前JPG変換が必要 |
| SNS投稿 | あり | EXIF位置情報に注意 |
| フリマアプリ | あり | EXIF位置情報に注意 |
| Googleフォトで共有 | あり | ストレージ容量に注意 |
確実に相手に届けたい場合、またはEXIF情報の漏れが心配な場合は、送る前にJPGへの変換とEXIF削除を行っておくのが最も安全です。FileConvでは変換とEXIF削除を同時に行えます。